筋肉が成長するしくみが分かりやすい動画を見つけました

筋肉がどのように成長するのかを、アニメで分かりやすく説明した動画がありました。

筋肉はどのように成長するのか?

筋肉ムキムキのマッチョな体を作るには、筋肉が成長するメカニズムを理解することが大切です。

筋肉の成長する仕組みを理解することで、効果的なトレーニングのメニューを作ることができます。

ゴリマッチョになりたい人だけでなく、健康のために体を鍛えたい人にも有効な、簡単に筋肉に対する理解が深まる動画を見つけました。

内容をまとめてみましたので、動画を見ながらお読みください。

生きるために必要な筋肉

全身には600種類を超える筋肉があります。筋肉は体重の3分の1から2分の1という、体の中で多くの割合を占めています。わたしたちは、筋肉のおかげで力に対抗したり動いたりできます。

筋肉を大きくするためには、トレーニングが重要です。筋肉を大きくしたいかどうかは置いといて、生きる上で筋肉は大切なものです。

ドアを開けるメカニズム

例えば、ドアの前に立ってドアを開ける時のメカニズムを考えてみましょう。

まずは脳が神経を通じて、指令を腕の筋肉に伝達します。

脳 「ドアを開けてえんだけど。」

腕の筋肉はその命令を受け取り、収縮したり伸ばしたりと形を変化させて骨を引っ張ります。

これでドアノブに力が伝わり、ドアを開けられるという仕組みです。

もしも頑丈で重い鉄製のドアだったらどうでしょうか?脳は「相手」に合わせて命令を変えます。

脳 「相手、でけえからよ。気合い入れて行けよ、コノヤロウ!」

このとき、腕の筋肉だけでなく脚や腹や背中など全身の筋肉にも命令を出します。

脳 「おめえら、腕だけに仕事させる気じゃねえだろうな。働けよ!」

体勢を変えて全身で大きな力を出すことで、鉄製のドアを開けることができます。神経システムは、全身の筋肉を組み合わせて大きな力を生み出すことができるのです。

筋肉の成長

筋肉組織は繊維状に重なっています。大きな力を出すことで、筋肉の繊維が傷つけられることがありますが、これは筋肉の成長には良いことなんです。

傷ついた筋肉の細胞は、サイトカインという物質を出します。サイトカインが放出されると免疫システムが傷を治そうと働きます。

筋繊維が傷つく。治療される。傷つく。治療される。傷つく・・・。

この繰り返しで筋肉は大きくなっていきます。

このサイクルを何度も何度も繰り返し、筋肉はより強く大きく成長し、より大きな力を出せるようになるというわけです。

体中の筋肉は、日常生活で必要な運動にはすでに適応しています。

筋肉 「猫を抱っこするくらい、余裕だし。このくらいじゃ、サイトカインなんか出さねえし。」

日常生活くらいの負荷では、筋肉を成長させるのには全然足りません。

そこで新しい筋肉をつくる「HyperTrophy」という仕組みが必要です。

これは日常生活での運動よりも高い負荷をかけることで、筋肉が大きくなるというものです。

逆に、筋肉へ継続的な負荷がかからないと筋肉が縮んでしまうという現象「Muscular atrophy」も知られています。

大きな負荷をかけて筋肉を成長させるには、筋肉が伸びた状態で力を出すのが効果的です。

 

筋肉と栄養

筋肉の成長にトレーニングが大切なのは間違いありません。しかし、どんなにトレーニングをしても、栄養を取らなければダメージを受けた筋肉を回復させることはできません。

食事で取るタンパク質は、体の中でアミノ酸に変化し、再びタンパク質になり、筋肉をつくります。

タンパク質の合成を促すインスリンや、筋肉の成長を促すテストステロンも、筋肉の成長に大切です。

傷ついた筋肉を修復して成長させる動きは、寝ているときに最も活発になります。つまり、筋肉を成長させるためには体を休めることが大切ということです。まさに「寝る子は育つ」です。

性別や年齢も、筋肉の成長に大きく関わりがあります。若い男性はテストステロンを大量に発生します。ボディビル大会で若い男性が好成績を収めやすいのはこれが理由だと言われています。

筋肉の成長には遺伝的な要因もあります。

遺伝的に筋肉を成長させやすい人がいます。筋肉の成長に「素質」が関わることも知られています。

筋肉をどう取り扱うかが筋肉の成長には最も重要です。

正しい運動をして、タンパク質などの栄養を十分に取り、トレーニングと休息を繰り返せば、筋肉は強く大きく成長するものなのです。

要は鍛えて食べて休む

要は、適切に鍛えて、筋肉の成長に適切なものを食べて、しっかりと休養を取る。これが大切なんですね。

筋肉を大きくし、基礎代謝を上げ、食べても食べても太らない体を作る。減量部の活動として理想的な動きです。はい。

減量部物語,知恵

Posted by Hirota