手帳に100均ノートを使う価値

わたしは100均のノートを手帳に使って4年が過ぎようとしてます。

100均ノート

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100均のノートですから、当然100円です。でも、1冊100円ではなく、3冊100円だったり4冊100円だったり。とにかく安いノートです。

この100均ノートを手帳に使い始めて4年。同じ手帳が4年も続いているのは初めてです。本当にわたしに合っているんだろうと思います。

市販の手帳のここがダメ

年の初めの1月や、年度の初めの4月が近づくと、文具屋や本屋には手帳が所狭しと並びます。

マンスリー、ウィークリー、デイリーといろんなタイプの手帳があるんですが、市販の手帳はどうもわたしにとってダメなんです。

予定のない日はページがあく

予定のない日ってあるじゃないですか。だって、にんげんだもの。

でも、デイリーにしてもウィークリーにしても、365日、いや今年は366日、一日も欠かさず全ての日が印刷されているんです。

つまり、手帳の中に全く記入されないページができちゃうんですね。わたしはこれがダメなんです。イライラしちゃうんです。

後から見たとき、予定が無かったのか、自分が書かなかったのか、わかりづらいんです。

これが原因で手帳を書かなくなったことは、一度や二度じゃないんです。

予定が多い日は入らない

逆に、予定が多い日もありますよね。多すぎる日もありますよね。あんた、オレを殺す気か!ってくらいたくさん予定が入る日もありますよね。

そうすると、その一日の欄に入りきらないこともあるんですよね。これもダメなんです。くそぅ!って思っちゃうんです。

どこに書いたか分からなくなる

ひとつの手帳にマンスリーのページと、ウィークリーのページと、デイリーのページが分かれてるタイプのやつってあるでしょ。

それぞれに役割があるのは分かるんです。長期的な予定とか、週をスパンとした予定とか、その日の予定で詳しく書くとか。

でも、先の方の予定を書いたときに、3つも書く欄があったら、後から見たときにどこに書いたか分からなくなりませんか?わたしはなるんですよ。

さらに、予定ですから変更もありますよね。3つもあったら、そのうち一つくらい訂正し忘れたりするんですよ。すると、同じ予定なのに書いてある場所によって違うことが書いてあったりするんです。どれが正しいのか分からなくなるんです。

これ、完全にダメですよね。管理が下手くそと言えばそれまでですが、予定を書くことで予定が分からなくなるなら本末転倒です。

一年は長い

市販の手帳は、当たり前ですが1年分の日付が印刷されてます。

3年分の日付が印刷されてるものもあったりしますよね。

もうね、ありえないんです。一年ですよ、一年。長いでしょ。

一年間も同じ手帳使ってると、飽きちゃうんです。

愛着が湧くとかいう人もいますけど、わたしはダメですね。飽きます。

100均ノートの優れた点

市販の手帳が1年もたずに飽きてしまうわたしが、100均ノート手帳を4年も続けることができているのは、市販の手帳に比べて優れた点があるからです。

自分で日付を入れる

100均ノートは普通のノートです。罫線以外何も印刷されていません。もちろん日付なんか印刷されてません。

日付は自分で書くんです。だから、予定のない日はそのページそのものが無いんです。

1月13日の隣のページが1月17日だったりします。別にいいじゃないですか。全く問題ない。

だから、全てのページに何かが書いてあるんです。これは素晴らしい。書き終わったときに達成感があります。

もったいなくない

市販の手帳って高いですよね。ノートですよ、ノート。たかがノートなのに、1冊1000円とか2000円とかするじゃないですか。高いシステム手帳でリフィルだけで1万円とか、わたしには考えられません。

高い手帳を買うと、丁寧に使うじゃないですか。だってもったいないから。

破ってメモに使うなんて、もってのほかでしょ。だってもったいないから。

電話しながら勝手に手が動いて、電話が終わった頃には奇妙な幾何学模様がいっぱい書いてあるなんて、ありえないでしょ。だってもったいないから。

なんでもったいないのか。高いからでしょ。

100均ノートはもったいなくないんです。だって、3冊100円ですよ、奥さん。

どんなに雑に書いてもへっちゃらです。だってもったいなくないから。

何か聞かれたときに、メモして破って手渡してもへっちゃらです。だってもったいなくないから。

電話しながら落書きしても全然余裕です。なんなら、全ページにドラえもん書いても超☆平気です。だってもったいなくないから。

気軽に書けるから、どんな些細な情報でも書き込めます。それが結構役立ったりするんです。

書いてよし、貼ってよし

手帳だから、もちろん書き込みます。

それに加えて、もらったプリント、名刺、はがき、メモなど、いろんなものを糊で貼り付けます。

日付書いて名刺を貼ったら、いつ誰と会ったかとかすぐ分かりますよね。

予定表もらって手帳に貼っておけば、開いていつでも見られます。

メモをそのまま貼れば、書き写す手間は要りません。

手帳はどんどん分厚くなります。やってみたら分かりますよ。分厚くなるノート、めっちゃ快感なんです。

1ヶ月位でなくなる

100均ノートはA6サイズ。見開きがA5サイズです。見開きを1日で使うと、だいたい20日分くらいで終わっちゃうんです。

土、日に使わなかったとして、ほぼ1ヶ月位で1冊が終わっちゃうんです。

つまり、1ヶ月に1度、新しい手帳に代替わりするんです。これって、めっちゃ新鮮な気持ちになるんです。

ノートの引っ越しの際に、古いノートに書いてある重要な事だけを新しいノートに書き写します。この作業が、予定の整理、計画の整理に大変役に立つんです。自分の予定を振り返って確認するとても有意義な時間になります。

引っ越しが終われば、新しい手帳です。飽きっぽいわたしも、さすがに1ヶ月に1回新しい手帳になれば満足です。

100均ノートの弱点

100均ノートの良い点ばかり並べましたが、万能ではありません。弱点もあります。

長期的な予定、計画が見えづらい

これは間違いないですね。日付を自分で書き入れるシステムなので、未来の予定を書き込むのには適さないんです。

わたしは予定に関してはPCやスマホのカレンダーで管理します。Googleカレンダーが便利ですね。

予定は全てGoogleカレンダーに入力し、印刷して100均手帳に貼っておきます。これはかなり便利ですね。

見た目が安い

そりゃそうだ。100均だもの。安いですよね。

わたしはブックカバーを使ってオシャレしてます。文庫本サイズのカバーがちょうどいいんです。年の途中でも手帳の衣替えができるのは、市販の手帳にはないメリットですよね。

どんどんたまる

1ヶ月に1冊、書き終わったノートがたまっていきます。どんどん増えます。

市販の手帳なら1年で1冊ですからね。10倍以上のスピードで使い終わったノートが増えていきます。

でもね。書き終わったノートを取っておくからたまるんですよ。捨てればいいんです。

大事なことは、ノートの引っ越しの際に書き写してあるはずです。だったら、前のノートを見返すことはまずありませんよ。

実際、書き終えた手帳を見返すことってありますか?1年の手帳の、半年前のページでさえ見返すことはほとんど無いはずです。必要なことを書き写したなら、思い切って断捨離です。

とにかく便利な100均ノート手帳

100均ノート手帳、すごく便利です。細かなテクニックはありますが、まずは使ってみることをお勧めします。

100均ノート手帳、使ってみて便利さを感じたなら、是非この本を読んでみてください。

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読んでびっくり、100均ノート手帳の奥の深さを思い知ることになります。

「こうやって使えばいいんだ!」と眼から鱗です。

100均ノートの価値が上がります。もはや100均ノートではありません。どうぞお試し下さい。

https://hiro365.tarohiro.com/2016/02/29/100note-2/

文具

Posted by Hirota