素数とは
素数とは、1と自分自身以外に約数を持たない数のことをいいます。約数とはその数を割り切ることができる数のことです。
例えば、6÷3=2で、余りも出ずに割り切れています。なので、3は6の約数です。6の約数は1と2と3と6です。1と6以外に約数があるので、6は素数ではありません。
素数の例としては、2,3,5,7,11,13,17,19,23,29,31,37,・・・などです。
ちなみに、1は素数ではありません。これは約束なので、仕方ありません。
素数の魅力
数学奇人にとって、素数は大変魅力的な数です。
単純なのですが様々な不思議があり、簡単に証明できそうなことが何百年も未解決のままだったり。素数は数学奇人の心を鷲掴みにして離しません。
今日も世界中で、数学奇人たちが素数の未解決問題について、ペンを握り、ノートに向かって格闘しています。
セクシー素数
そんな素数の中に、「セクシー素数」と呼ばれるものがあります。
この魅力的なネーミング。どんなエッチな数が並んでいるのかと想像しましたが、どうもそうではないようです。
セクシー素数とは、「差が6である素数の組」のことを言うのだそうです。
例えば、5は素数です。11も素数です。11−5=6ですので、5と11の組はセクシー素数です。
どうですか、めっちゃエロいでしょ!
7は素数です。13も素数です。13−7=6です。もう、興奮して眠れません!
・・・何も興奮しないんですが。全然セクシーじゃないんですけど。
セクシー素数の名前の由来
英語で6は「six」ですが、ラテン語では「sex」なのだそうです。だから、差が6の素数の組を「セクシー素数」と名付けたそうなんです。
なぁんだ。全然エロくないじゃん。
でも、数学奇人たちは、このセクシー素数にもめっちゃ興奮する生き物だったりするんです。