期末テストのシーズンです。大人になってしまうと、中間テストや期末テストなんかありませんよね。
期末テストのシーズン
今から思い返すと、中学生の頃や高校生の頃、よくもあんなに短い期間の中で、たくさんのテストを受けていたな、と思います。
今「やれ」と言われたら、まず無理ですね。どんなに準備をしても、テストにどんな問題が出るのかという恐怖、プレッシャーに耐えられる自信がありません。
勉強が間に合わない
テスト前に、準備が間に合わなかった経験は誰しもあるかと思います。
覚えられなかった単語や地名など、小さなメモをこっそりポケットに忍ばせたことはありますか?
誰でも「やろうかな」と思ったことはあるはずです。実行に移すかどうかの違いですね。
カンニングペーパーを作ろう
私は学校の先生です。「カンニングしろ」とは口が裂けても言えません。
しかし、「カンニングペーパーを作る」ことはおすすめです。
私自身、何度もカンニングペーパーを作ったことがあります。しかし、使ったことがないんです。使う必要がなくなるんです。
カンニングペーパーは、見つからないように持ち込むものです。目立つような大きさではいけません。小さな紙切れにたくさんの情報を書き込むことになります。
小さな紙切れにたくさんのことを書くためには、文字を小さく書かなければなりません。小さな場所に小さな文字を書くときって、やってみるとわかりますが、めちゃめちゃ集中しているんです。
結果、カンニングペーパーが出来上がったときには、小さな紙切れに書いたことはほとんど覚えてしまってたんです。これが、カンニングペーパーを作るけど使わなかった理由です。
爪に10箇所書ける
小さなメモでなくても、手には10箇所の小さなメモ欄があります。
両手の爪です。ここに小さな字で10個の情報が書けます。私は右利きなので、右手の爪に書くときは左手で鉛筆を持って書きます。これは集中しなければ書けません。
私の計画では、爪に書かれた情報を、テストが始まる前に問題用紙の裏に書き写し、すぐに爪に書かれたものを消せば証拠は残らない、というものでした。
しかし、これも実行することはありませんでした。小さな爪に集中して書くことで、その10個は完全に覚えてしまってました。爪に書かなかった11個目の情報は覚えてませんでした。その問題が出たんですけどね。
カンニングペーパーを作って捨てよう
カンニングはしちゃダメです。しかし、カンニングペーパーを作ることは立派な試験勉強です。
ですから、カンニングペーパーを作って捨てましょう。くれぐれも使っちゃダメですよ。
あと、作るときには本気で使うつもりで作らないと、集中できませんからね。