わたしは仕事柄、たくさんの紙を折る場面があります。
1枚や2枚なら全く問題はないのですが、100枚、200枚となると手折りではいろんな問題が出てきます。
紙折りにクッキーローラー
まず、手が痛くなりますね。きちんと折り目をつけようとすればするほど、強く押さえつけますので、手が辛い。
また、紙に手の汚れがついてしまう場合もあります。きちんと手を洗っていても、白い紙には汚れが目立つものです。
さらに、印刷したばかりのインクが乾いていないプリントなどは、手でこすることでインクを引きずって印刷を汚してしまうこともあります。
クッキーローラー
クッキーを作るとき、生地を伸ばすために麺棒を使いますが、それをコンパクトにまとめた「クッキーローラー」が100均ショップに売っています。
これが、紙を折るときにすごく便利なんです。
当然ですが、ローラーで折りますので手は痛くなりません。手の汚れもつきません。
適度な重さがあり、ビシッと折ることができます。
紙の上を転がすので、紙に触れる部分が「面」ではなく「線」になります。紙と接触する面積が少なくなるので、インクを引きずることがありません。
クッキーローラーが超便利
たくさんの紙を折るとき、クッキーローラーは手放せないアイテムになってしまいました。
慣れてくると、紙を折るのが快感になります。卒業式や入学式のプログラムと生徒名簿が一枚にまとめられたものが、A3二つ折りの厚めの色紙で、これを二つ折りにするのが担任の仕事です。
クッキーローラーを使うと、この二つ折りがすごく楽で、早く、かつ綺麗に折れるんです。あっという間に自分のクラスの分を折り終わって、他のクラスの分まで手伝っています。奉仕の精神などではなく、折るのが楽しいんです。
たくさんの紙でなくても、クッキーローラーを使っています。たった1枚の紙を折るときも、クッキーローラーを使ったほうが綺麗に折れますし。
とにかく、クッキーローラーはクッキーを作る道具ではありません。紙を折る道具です。