わたしの日常に価値はありますか?

ホチキスについて考えてみました

ホチキス

ホチキスを知らない人っていないと思うんです。

過保護で育ったチビッコが、「使ったことない!」とか言うんでしょうか。

使わせましょうよ。指に刺さったところで、オロナイン塗っとけば治ります。

以前このブログでも、中綴じホチキスについて紹介しています。

左肩をホチキスで留めただけのプリントでは情報は伝わりません|中綴じ印刷で冊子を作ろう

ホチキスについて、考えてみました。

正式名称?

ホチキスは、正式には「ステープラー」といいます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC

「ホチキス」っていうのは、紙を綴じる「ステープラー」の商品名のひとつ。ヘッドフォンステレオの中の「ウォークマン」みたいなもんです。

しかし、今回調べていたら、知らない言葉が出てきたんです。

商標の普通名称化

「商標の普通名称化」です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%86%E6%A8%99%E3%81%AE%E6%99%AE%E9%80%9A%E5%90%8D%E7%A7%B0%E5%8C%96

商標の普通名称化(しょうひょうのふつうめいしょうか)とは、商標としての機能、すなわち特定の企業その他の団体が提供する商品または役務(サービス)を識別する標識としての機能(自他商品役務識別機能、出所表示機能)を有していた名称が、徐々にその機能を消失させ、需要者(取引者、最終消費者)の間でその商品や役務を表す一般的名称として意識されるに至る現象をいう。

商標が普通名称化すると、商標としての機能は失われ、商品や役務に用いても、顧客吸引力をまったく発揮しなくなる。また、その商標が登録されていても、商標権の行使が不能となり、第三者による無断利用を排除することができない。その結果、これまでの営業努力によって築きあげられたブランド価値が消失し、その商標を保有していた企業などにとっては大きな損失となる。そのため、周知あるいは著名な商標を保有する企業などは、徹底した「ブランド管理」によって、商標の普通名称化を阻止しようとするのが一般的である。

Wikipediaより

つまり、もともと商品の名前だったものが、あまりにもメジャーになりすぎて、その商品全体を示す言葉になってしまったときに、その名前を一般的な名称にしてしまう、ということなんです。

極端な例を示します。

「携帯電話」というジャンルにはたくさんの機種があります。

ほとんどの人がiPhoneを使うようになり、携帯電話のことをみんなが「iPhone」と呼ぶようになりました。

だから、「携帯電話」という言葉の代わりに「iPhone」という呼び方を公式の場でもするようになりました。

例文「式典中は、進行の妨げになりますので、iPhoneの電源はお切りになるか、マナーモードに設定してください。」

こんな感じです。

で、ステープラーは「商標の普通名称化」によって、「ホチキス」と呼んでいいみたいなんです。

よく分かりませんけど。

しん、はり、たま?

ホチキスに入れる、コの字型のあれ、何と読んでます?

「しん」ですか?「はり」ですか?「たま」ですか?

わたしは全部OKなんですけど。

周りに聞いてみたんです。

「ホチキスって、『しん』ですよね?」

しん?なに言ってるのよ、あなた。『はり』に決まってるじゃないの。

おかしいんじゃないの。死ねばいいのに。

なかなか穏やかではありません。「しん」か「はり」かで命が左右されてます。

他の方に聞きました。

「ホチキスって『はり』ですよね?」

はり?なに言ってんだ、おまえ。『たま』に決まってるじゃねえか。

親の顔が見たいよ。死ねばいいのに。

・・・人の命って何でしょう。「はり」か「たま」かでそこまで言われるものでしょうか。

他にも聞いてみました。

「ホチキスって『たま』ですよね?」

たま?そんなの聞いたことないよ。『しん』に決まってるじゃん。

幼児でも知ってるよ。赤ん坊でも知ってる。死ねばいいのに。

結局どれにしても「死ねばいい」んですね。分かりました。

ホチキスの角に頭をぶつけて死んできます。はい。

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