STAP細胞の存在根拠が国際的、科学的に完全に失われました。
小保方晴子
小保方 晴子(おぼかた はるこ、1983年9月25日 – )は、独立行政法人理化学研究所の元研究員。学位は早稲田大学博士(工学)であるが、猶予期間を設けたうえでの取り消しが決定している。
ハーバード大学医学大学院客員研究員、理化学研究所発生・再生科学総合センター客員研究員、同・細胞リプログラミング研究ユニットリーダーとして、胞子様細胞・刺激惹起性多能性獲得細胞(STAP細胞)の研究に従事。2014年1月に自身が筆頭著者であるネイチャー誌への論文掲載に伴い、「リケジョの星」として注目を集めたが、自身の博士論文も含めて論文不正や研究実態の疑義が問題となった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E4%BF%9D%E6%96%B9%E6%99%B4%E5%AD%90
STAP細胞で一躍時の人となり、注目を集めました。しかし、論文の不正等で問題となり、STAP細胞の再現実験が注目されてました。
小保方擁護派だった
わたしは以前から小保方擁護派でした。もしかすると、今でも擁護派かもしれません。
STAP細胞がもし存在した場合、医学の進歩にとんでもない貢献をします。今まで治すことのできなかった病気を治せるようになるかもしれません。ていうか、なります。救えなかった命を救えるようになるかもしれません。ていうか、救えます。
その際、彼女にどれだけの利権が転がり込んでくることになるか。国家予算規模の金額になることも考えられます。
妬み、未熟、狙われた?
小保方さんが叩かれたとき、わたしはいくつかの仮説を立てたんです。
莫大な利権
STAP細胞が存在した場合、莫大な利権を手にすることがほぼ約束されます。
同じような研究をしている研究者は面白くないですよね。
そこで、足を引っ張られたんじゃないか、という仮説です。
本当に未熟だった
論文の引用や研究の結果をなど、ルールを守らなかったことで小保方さんは叩かれました。いわゆる「盗作」疑惑です。
しかし、わたしは彼女が科学の世界でやってはならないことについて、本当に未熟だったのではないか、と考えていました。
STAP細胞が本物であれば、科学のルールやマナーなどが守れなくても、それをカバーして余りある快挙です。
STAP細胞が存在すれば
STAP細胞が存在すれば、小保方さんは巨万の富を得ることになります。国家予算規模です。
当然、彼女は収入に応じた税金を国に納めることになります。国に入る税金もかなりの額になります。国益です。
STAP細胞の存在が否定されていない時点で、マスコミは一斉に小保方さんを叩きました。
これって浅はかすぎませんか?だって、あるかもしれないんでしょ。本人も「あります!」って言ってたし。
あの頃の状態で、彼女はすでに日本で研究を続けられる状態ではありませんでした。もしわたしがあの状態だったら、とてもじゃないけど日本には居られませんね。研究も海外でやることになったでしょう。
彼女が研究の拠点を海外に移し、もしもSTAP細胞が存在したら、手柄はすべてその国に持って行かれてしまうんですよね。
もしかしたらSTAP細胞があるかもしれない、そんな可能性がひとかけらでも残っている状態で、小保方叩きをして何のメリットがあるんでしょうね。視聴率さえ取れればそれでいいんでしょうか。
わたしは彼女が嘘をついているのか、研究者として未熟なのか、そんなことはどうでもいいんです。ただ、国益を損なうかも知れない報道のあり方が心の底から不快でした。
STAP細胞の根拠が全て否定
今回、STAP細胞の存在の根拠が全て否定されました。現在の状況では、STAP細胞が存在するとは言えない、ということです。
これで小保方さん、研究者としては終わっちゃいましたかねぇ。
ただ、「STAP細胞が存在するとは言えない」と「STAP細胞は存在しない」は違います。これから先、もしかしたら大逆転があるかもしれません。
だから、わたしは僅かな期待を残しています。だって、それだけすごい発見なんですよ、STAP細胞は。