土鍋のフタには不思議な魅力、つまり価値があります。
歓声
土鍋のフタって、開けたときに歓声が上がりますよね。「お〜」って。
何が入っていても「お〜」です。寄せ鍋ができあがるのを今か今かと待っていて、鍋将軍がフタに手をかけ、オープン・ザ・フタ!
これですよ。牛肉が入っていようが、鶏肉が入っていようが、カニが入っていても、野菜しか入ってなくても、とりあえず「お〜」。
長嶋が入っていても「お〜」。
張本が入っていても「か〜つ」とは言いません。
イチローが入っていたら「イチロお〜」って言うかも。
やっぱり、ソフトバンクの王会長は偉大です。
ちなみに、わたしは鍋将軍ではなく、アクが気になるアク代官です。
土鍋のフタを開けたときの感動
土鍋のフタを開けたときに、感動があります。人の心を動かします。
ボールペンのフタを開けても人の心はあまり動きません。
お風呂のフタを開けても、あまり感動しません。
ペットボトルのフタを開けても、「お〜」とは言いません。「ぷしゅ」とは言います。
土鍋のフタは、中に何があるのか、周囲の注目を集めています。開ける前のワクワク感がハンパない。
100均土鍋の活用
料理をそのまま皿に盛るより、土鍋に入れてフタをして食卓に出したほうが、食べる人の期待を高めるというオプションがつきます。つまり、価値が生まれます。
先日、普通に作った料理を、皿ではなく土鍋に盛りつけて、フタをして食卓に出してみました。
息子どもの食いつき方が尋常ではありませんでした。
大騒ぎですよ。豚の角煮、ボイルしたウインナー、焼き鮭、餃子。これを4つの土鍋に入れて食卓に置いたんです。
土鍋には予め熱湯を入れて温めておけば、熱湯を捨てて食材を入れてもしばらくは熱いままで食事を楽しめます。
残ってしまって、後から食べようとしたときは、土鍋のまま電子レンジでチンできます。
食器としての100均土鍋の活用。すごく有効でした。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。