ライフハッカーで見つけた記事です。
習慣を身につけるときの大敵、サボり癖を克服する方法
ライフハッカー[日本版]で興味深い記事を見つけました。
http://www.lifehacker.jp/2016/04/160410habit_procrastination.html
新しく、良い習慣を身につけようとすることは誰もがチャレンジすることだと思うんです。
でも、その習慣が身につかない、良い習慣を身につける最大の障壁は「今日だけ休む」とか「明日からやる」と先延ばしにしてしまう思考にあると記事は伝えています。
サボり癖を克服する呪文
記事からの引用です。
数日前、私は母のシャノンと一緒に散歩しながら、習慣について話していました。母は自分のためになるとわかっている習慣なら、どんな習慣もしっかり実行する人です。毎日ビタミンを飲んだほうが良いとか、理学療法のフォームローラーを使ったほうが良いとか、毎日散歩したほうが良い、など、気づくと必ず実行します。平然と粛々とです。彼女は、財務であろうと自分がしなければならない作業であろうと、何に関しても同じスタイルを貫いています。
では彼女にはどんな秘訣があるのでしょうか。コツを解明しようと思い、質問してみました。
私:ほとんどの人は疲れていたりストレスがあったりすると習慣を実行するのをサボってしまうけど、ママは違うね。どうしてなの?
シャノン:自分にこう言うだけよ。「深く考えなくていいの。ほんの2分しかかからないのよ。だから今すぐやりましょう。」
私:「深く考えなくていい」とはどういう意味?
シャノン:下り坂を滑り出したらどうなるか私はわかっているの。そうなったことがあるからね。だからその坂を滑り落ちないようにしようと心に決めているのよ。たった2分しか、かからないなら、今すぐやったほうがいいでしょう。
私:じゃあ、前にその下り坂を滑り落ちたことがあるんだね。そしてその結果どうなるかも知っているわけだ。
シャノン:そうね。歯にフロスを使うことを例に取ると、フロスを使わなかったらどれだけ歯が悪くなるか、歯医者に行ったらどれだけお金がかかるか、どれだけ痛い思いをするか考えるわ。だったら、歯医者に行っていろんな苦労をするより今すぐフロスで歯のケアをしたほうがいいと思うの。
この母親は、目の前の「なすべきこと」から逃げた結果、どのようなことになるのかが全て見えています。もしくは経験で知っています。
この母親の行動、思考をまとめると次のようになります。
- 自分のためになることをするために必要な、小さな行動を認識する。
- それを実行する「時」を決め、その「時」が来たら必ず実行に移す。
- 疲労、多忙、ストレスなどでその習慣をサボりたくなったら、その結果で滑り落ちる下り坂のことを考える。
- その下り坂を滑り落ちてしまったあとの酷い状態を想像し、今すぐ実行したほうがずっと良いと自分に言い聞かせる。
- たった2分間でできる簡単なことと、何年にもわたって酷い目に合うことを天秤にかける。
- 「深く考えなくていい。今すぐそれを実行するだけ」
人は安きに流れる
みんな弱い心を持っています。わたしも、隙あらばサボろうとするタイプの人間です。
水が高いところから低いところに流れるように、人も楽な方に流れて行ってしまうものです。
そこを自分でコントロールし、良い習慣を身につけたものが勝者になります。
耳の痛い話ですが、肝に銘じておきたい話です。
ちなみに、下の記事の習慣は今でも毎日実行していますよ。