九州・山口地区大学高校数学科入試連絡会に参加しました。
九州・山口地区大学高校数学科入試連絡会
この会は、公益社団法人九州数学教育会が主催する、九州・山口地区の大学の数学の大学入試について、実際に大学で採点にあたった先生方をお呼びし、情報を共有するものです。
会費は3500円。情報を得る価値として、この3500円はどうなんだろう、と思いながら話を聞いていました。
会場は福岡工業大学FITホール
会場は福岡市東区の福岡工業大学FITホールでした。
大変キレイなホールでした。素晴らしい施設です。最寄駅はJR鹿児島本線の福工大前駅。大変アクセスも良く、会場としてはバッチリでした。
驚いたのは、この施設の利用料金が無料だということ。福岡工業大学の太っ腹ぶりにただただ感心するばかりです。
参加大学
参加大学は
- 福岡教育大学
- 九州工業大学
- 北九州市立大学
- 宮崎大学
- 鹿児島大学
- 熊本大学
- 大分大学
- 長崎大学
- 山口大学
- 佐賀大学
- 福岡大学
- 九州大学
の10大学です。なお、順番は発表順です。
・・・会場の福岡工業大学が含まれていないのは気のせいですね(笑)。
今年度の入試問題の解説
今年度の入試問題が資料として配布され、各大学が順にステージで解説をしていくというスタイルでした。
参加者はほとんどが数学の教員をはじめとする数学関係者。つまり数学奇人ですので、問題の解答解説の必要はありません。ですので、
とか
とか
とか
とか
など、大学関係者に聞かなければ分からない情報が盛りだくさんでした。
発表者に質問ができる
各大学の発表、解説が終わった後、その都度その大学の発表者に質問をすることができます。
これはすごいですね。大学の入試担当者に対して、この問題はどうだったのか、とか、こういう問題は続いて出題されるのか、などということを直接質問できる機会なんてそうあるものではありませんからね。
3500円の価値
参加費の3500円と天秤にかけて、その価値は十分にあると感じましたね。
もちろん、高校の数学の先生でなければこの情報に価値は無いと思います。しかし、わたしは数学の教員ですので、ここで得た情報は明日からの授業の大いに役立つものでした。
3500円払って焼肉食べてお腹を太らせるよりも、この情報交換会に参加して脳みそを太らせた方が大きな価値があります。そう感じました。