わたしの日常に価値はありますか?

三社詣りの3つ目は雷山観音

三社詣り

三社詣りは、正月の初詣で3つの神社にお参りをすることですが、その由来にはいくつかの説があるようです。

もともと、朝廷が伊勢神宮、石清水八幡宮、賀茂神社の三社に奉幣し、これが庶民にも三社詣でる風習として広まった、という説がひとつ。

もう一つは、もともとは先祖代々の守護神である氏神様、出生地の守護神でありその人の一生の守り神である産土神様、現在住んでいる地域の守護神である鎮守神様の三つの神様に挨拶をする意味で三社詣でていた、という説です。

しかし、われわれ庶民はそんな小難しいことは置いといて、とにかく3つの神社をお参りすれば何か価値がありそうだ、でいいじゃないですか。

雷山観音

今年の三社目は雷山観音。千如寺大悲王院です。

このお寺は、わたしにとってかなりの癒されスポット。思い立ったときに、年に何度かお参りしています。

本尊の国宝・十一面千手千眼観音は撮影禁止のため写真を撮る事はできませんが、その姿は圧巻です。

本尊を拝観するために、拝観料を支払います。大人400円。子どもは無料です。

本尊だけでなく、手入れの行き届いた庭や、掃除の行き届いたお寺の中。

心から落ち着きます。時間は一定のスピードで流れているという原則が、ここだけ例外なのではないかと思うくらい、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。

今日は三賀日ということもあり、拝観者が多くて落ち着きのない千如寺でしたが、良い初詣でした。

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