うちでは3匹の息子を飼ってます。
息子1号は中学1年生。2号は小学5年生。3号は小学2年生。
3匹とも小・中学生です。
学生の本分は勉強じゃないですか。
むしろ、勉強以外のことはすべきじゃないじゃないですか。
朝昼晩、食前食後に計6回は机に向かって勉学に勤しむべきじゃないですか。
勉強と呼吸以外はやることがないと言っても過言じゃないじゃないですか。
なのに、こいつらときたらニンテンドーのあのゲームに夢中なんです。
ニンテンドースイッチ
ニンテンドースイッチ?違います、違います。
そんなものを買ってあげられませんよ。
Wii
Wii?何ですか、それ?スタンハンセンですか?
メーカー生産終了だそうですね。中古で145円で売ってました。
コカ・コーラzeroより安いって・・・。
息子たちが夢中なあのゲーム
うちの息子どもが夢中になっているのは・・・
花札です。
麻雀と共にギャンブルのイメージが強い花札ですが、純粋に子どもから大人まで楽しめるカードゲームです。
麻雀ほど役も多くないし、点数計算も複雑でないから、息子どももあっという間に覚えてしまいました。
花札の札
花札の札は1月から12月までの12種類の背景があり、それぞれ4枚ずつの札があります。
格の高いものから「光」「種」「短冊」「カス」といいます。
「光」は全部で5枚しかなく、すべて集めると「五光」という最も点数の高い役になります。
1月 松
左から鶴、赤短、カスが2枚です。鶴は「光」、赤短は「短冊」です。
2月 梅
左から鶯、赤短、カスが2枚です。鶯は「種」、赤短は「短冊」です。
3月 桜
左から桜に幕、赤短、カスが2枚です。桜に幕は5枚ある「光」の1枚です。赤短は・・・もういいですね。短冊です。
4月 藤
左からホトトギス、短冊、カスが2枚。ホトトギスは「種」です。
種は基本的に「光」以外の動物ですね。
5月 菖蒲
左から八橋、短冊、カスが2枚。八橋は動物かどうか知りませんが、「種」です。
6月 牡丹
左から蝶、青短、カスが2枚。蝶は「種」です。青短は「短冊」ですね。
7月 萩
左から猪、短冊、カスが2枚。猪は「種」です。
8月 ススキ
左から月、雁、カスが2枚。月は5枚のうちの3枚目の「光」です。雁は「種」です。
9月 菊
左から盃、青短、カスが2枚。盃は「種」です。
10月 紅葉
左から鹿、青短、カスが2枚。鹿は「種」です。
11月 柳
左から雨、燕、短冊、カスです。雨は5枚のうち4枚目の「光」ですが、役を作る上で他の4枚の光と比べて格下です。燕は「種」です。
12月 桐
左から鳳凰、カスが3枚。鳳凰は5枚目の「光」です。カス3枚のうち1枚は黄色に塗ってありますが、同じカスです。
ローカルルールでは特別な札になることもあります。
花札(こいこい)の役
花札は地方によって様々なルールの違いが多くあります。
わたしの知っているルールでの役です。
役 | 説明 | 点数 |
---|---|---|
五光 | 「光」を5枚すべて揃える | 15点 |
四光 | 雨以外の「光」4枚をすべて揃える | 10点 |
雨四光 | 雨を含む「光」を4枚揃える | 8点 |
三光 | 雨以外の「光」を3枚揃える | 5点 |
猪鹿蝶 | 猪、鹿、蝶の3枚をすべて揃える | 6点 |
赤短 | 赤短を3枚揃える。赤短は1月、2月、3月の短冊 | 6点 |
青短 | 青短を3枚揃える。青短は6月、9月、10月の短冊 | 6点 |
花見酒 | 「桜に幕」と「盃」を揃える | 5点 |
月見酒 | 月と盃を揃える | 5点 |
鉄砲 | 花見酒+月見酒 | 10点 |
タネ | 種を5枚揃える。 | 1点 |
タン | 短冊を5枚揃える | 1点 |
カス | カスを10枚揃える | 1点 |
なお、タネ、タン、カスは上記の枚数を揃えると1点、以降は1枚増えるごとに1点追加。
盃は種ですが、カスの枚数としてもカウントすることができます。
細かいルールはぐぐってくれ
その他、細かいルールはどうぞぐぐって下さい。すぐに分かるかと思います。
トランプなどのカードゲームは手軽に遊べてポピュラーですが、なかなか花札ができる子どもっていないですよね。
でも、トランプと違って、花札ってキレイなんですよね。絵が華やかで、それだけでもやってて楽しい。
ろくに役も覚えていないのに、ワイワイ言いながら3匹で楽しんでました。
う~~~ん。学生の本分は勉強なんですが・・・。