わたしの日常に価値はありますか?

米軍の台風情報(JTWC)は気象庁発表よりも精度が高い!

こんにちは!日常価値向上研究所所長のヒロタです。

この記事は台風情報を検索している方に向け、気象庁発表の情報よりも精度の高い米軍の台風情報(JTWC)を確認すべき理由を懇切丁寧に解説します。

この記事を読むことで、JTWCを利用するハードルが下がり、より精度の高い台風情報が分かるようになりますよ!

ですので、ブックマークをつけて、何度も読み返しながら日常の価値を向上してみてください。

2018年は台風当たり年

2018年は本当に台風の当たり年でした。たくさんの台風が日本に上陸し、各地で大きな被害をもたらしました。

わたしは学校の教員をしています。台風が近づくと、休校になったり出校停止になったりと、いろいろとざわつきます。わたしもざわつきますが、生徒もざわつきます。

先生たちはパソコンの画面に台風情報のWEBページを表示させてにらめっこ。スマホに天気図を表示させてにらめっこ。

Yahoo!天気・災害気象庁の台風情報は大繁盛です。

しかし、国内のサイトは基本的に気象庁の発表する情報を元に予報をしていますので、どこも似たり寄ったりの台風情報です。しかも、気象庁本隊以外は基本的に3日後くらいまでの予報しか出されていません。

米軍台風情報(JTWC)

JTWCを紹介します。「Joint Typhoon Warning Center」は米軍の台風情報です。ハワイにあるアメリカ海軍の気象センターが発表しているもので、一般でも見ることができるように公開されています。気象庁とは違う機関から発信されている情報なので、セカンドオピニオン的な使い方ができますね。

精度がすごい

JTWC、何がすごいって精度がすごいんです。今年の夏前に日本に上陸した台風ですが、大型でめっちゃすごい勢いだっていう前評判だったんです。翌日にわたしの住む福岡に最接近するという予報で、わたしの勤務する学校では前日の時点で早々に休校が決定しました。

今回の台風、すごいらしいですね。予報では福岡直撃ですよ。休校もやむを得ませんね。

でもなあ・・・。米軍によると、この台風は北にそれるんだよね。

え?でも、どのサイトの台風情報でも直撃って言ってますよ。

米軍では北に・・・

結果、JTWCの予測通り台風は北にそれ、めっちゃ良い天気の休校の一日でした。

・・・米軍やべえ。

JTWCの時差

米軍台風情報はアメリカ海軍が発信しているため、記載されている時間が日本標準時ではありません。国際標準時で書かれているため、日本時間への換算が必要です。

国際標準時に対して日本時間は9時間早いですから、書かれている時間に9時間を足せば日本時間になります。

「29/00Z」と書かれている場合、日本時間では「29日9時」です。

「29/12Z」と書かれている場合、日本時間では「29日21時」です。

あ、「Z」は「Zulu Time」の略だそうで、国際標準時という意味です。「UTC」と書かれることもあります。

台風24号(2018年)

2018年の台風24号、9月28日時点の進路予報です。

まず、JTWC。

次にYahoo!。

目に馴染むのは下の天気図ですよね。上の図も慣れると快適ですよ。この台風ではほぼ同じ進路をたどる予報です。

台風の空振り

台風の上陸予報が出て、いざ近づいてくると全然大丈夫だった。いわゆる「空振り」はみなさん経験のあるところだと思います。台風が空振りして被害が出ないのは大歓迎です。

でも、その反対はまずいですよね。台風が来ないはずだったのに、実は大きな被害が・・・はまずい。そのためにも、気象庁以外の情報源から出た予報をチェックしておくことは、とても価値のあることです。

JTWCの方は右側にたくさん文字情報が書かれています。わたしにはよく分かりません。なんでも、風速だったり速度だったり、いろんな事が書いてあるそうなんです。さらに、風速や速度の単位が日本とアメリカで違うそうで。なので、このあたりの情報は日本のサイトを参考にしています。はい。

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