この記事は、秋の訪れを告げるキンモクセイの香りについてお届けします。
この記事を読むことで、キンモクセイの見頃の季節や開花時期、育て方などを理解することができますよ!
ですので、ブックマークをつけて、何度も読み返しながら日常の価値を向上してみてください。
朝の散歩で
わたしは毎朝、30分ほどの散歩に出かけます。減量部の活動?いえいえ、とんでもない。我が家の愛する娘、コウチちゃんのお散歩のためです。 ほら、うちのコウチです。この子と一緒に毎日歩いてます。朝の5時半はまだ真っ暗です。1ヶ月前まではすごく明るかったんですけどね。で、今朝も早起きしてコウチと一緒に家を出たときでした。なんだかいつもと外の匂いが違うんです。嗅ぎ覚えのある匂いというか。なんか、トイレみたいな匂い。トイレの芳香剤の匂いです。誰だ、芳香剤をこぼしたのは!
キンモクセイの香り
そう、トイレの芳香剤の匂いと間違えたこの香りこそ、キンモクセイの香りです。ええ、わたしのような無粋な男にとっては、キンモクセイの香りはトイレで嗅いだ芳香剤の香りなんです。
トイレは臭いと、このような論理が成り立ちます。そう。わたしにとってキンモクセイの甘い香りは「臭い」んです。
また、キンモクセイの香りはトイレの匂いである。
よって、キンモクセイの香りは臭い。
ウィキペディアにも書いてありました。
キンモクセイの花は甘めでしっかりした強い香りであることから、日本において汲み取り式便所が主流で悪臭を発するものが多かった時期には、その近くに植えられることもあった。その要因から、香りがトイレの芳香剤として1970年代初頭から1990年代前半まで主流で利用されていたため、一部年齢層においてはトイレを連想させることがある。はい、ズバリその通りです。
キンモクセイの栽培
しかし、トイレという先入観を取り除けば、キンモクセイの香りはとてもいい香りです。大きい樹木で10mほどまで育ち、日本では観賞用として公園や庭先でよく栽培されています。原産地は中国で、丹桂とか桂花という名前で知られているそうです。観賞用以外にお茶やお酒、お菓子、漢方薬など花びらを食用や薬用に扱える植物としても親しまれています。
開花時期は9月中旬から10月下旬。栽培しようとするならば、鉢植えか地植えで育てます。成長が早いので地植えがおすすめです。挿し木か苗木で育てますが、挿し木だと開花まで5年以上掛かるようですので、苗木での栽培がおすすめですね。
キンモクセイの花言葉
キンモクセイの花言葉って、5つくらいあるみたいなんですよね。その1 謙虚、謙遜
強い香りが印象的なキンモクセイですが、咲かせる花は直径1cmにも満たないと小さくつつましい様子にちなんでつけられました。その2 気高い人
季節の変わり目に降る秋雨の中で、潔くすべての花を散らせることが「気高い人」という花言葉の由来となっています。その3 真実
キンモクセイの香りはとても強く、そのため開花時を隠すことやごまかすことができません。周囲の人に開花をすぐに知られてしまいます。そのような嘘のつけない香りが「真実」の由来になっているようです。その4 陶酔
その強い香りから、「気持のよいほろ酔い気分にさせてくれる香り」にちなんでつけられました。その5 初恋
人生で誰もが経験し、忘れられない「初恋」、そしてキンモクセイの香りも一度かいでしまったら忘れられません。臭いなんてとんでもない
いかがでしょうか。キンモクセイの素敵な香りを楽しむことができるのは秋の始まりの時期。秋の訪れを告げる花の香りです。トイレの匂いだなんてとんでもない。今回調べて、キンモクセイを育ててみようかなという気になりました。みなさんもキンモクセイ、楽しんでみませんか。