コーヒーを愛する人々は世界中に存在しており、「コーヒーがなければ1日が始まらない」「コーヒーがないと生きていけない」と思っている人も多いはず。ところが、スイス政府はコーヒーを「生きるのに必要なものではない」と判断し、緊急時の備蓄用品リストから外すことを決定しました。 「コーヒーは人間に必要不可欠なものではない」とスイス政府が決定 - GIGAZINE |
スイス政府が発表した声明によれば、「現在適用される基準に照らし合わせれば、コーヒーは人間の生存に必要ではありません」とのこと。コーヒーにはほとんどカロリーが含まれておらず、栄養学的な観点からするとコーヒーを備蓄することが安全保障に貢献しないと、スイス政府は述べています。「コーヒーは人間に必要不可欠なものではない」とスイス政府が決定 – GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20190416-switzerland-decide-coffee-inessential-life/
「必要」とか「不可欠」とかくだらねえ
わたしは、こういう考え方って大っ嫌いなんです。「必要」とか「必要じゃない」とか。
「役に立つ」とか「役に立たない」とか。
そんなの、どうでもいいことじゃん。
必要でないものが「いらない」のか
例えば、食事をするのだったら「美味しい」ものと「美味しくない」ものなら、やっぱり「美味しい」方がいいんですよね。生きるための栄養を体に入れることを考えるんだったら、味なんて関係ないんですよね。味なんて必要ないんですよね。でも、人間は美味しい方を選ぶじゃないですか。
味は生命の維持には「必要ない」ですけど、決して「いらない」ものではないですよね。
「数学を勉強して何の役に立つんですか?」って言う愚か者
わたしは高校で数学を教えてるんですけど、必ずこんなこと言うやつがいるんですよね。数学の勉強なんかして、将来何の役に立つんですか? 何のために数学なんか勉強しなきゃならないんですか?こういうこと言う奴に限って、数学の勉強をサボってゲームしたり、マンが読んだり、スマホいじって遊んでたりするんですよね。
ゲームして将来何の役に立つんですか?
何のためにマンガ読むんですか?
スマホいじって遊ぶことが将来にとってどれだけ有意義なんですか?
まあ、ゲームも全く要らないものじゃないでしょうよ。マンガも素晴らしい面がたくさんあります。スマホも現代人の生活には欠かせないものになってます。
でも、それとこれとは話が違うよね。だって、「役に立つ」からゲームやマンガに熱中してるわけじゃないじゃん。
頭の悪いやつが情報をねじ曲げる
そして、こういう報道が出ると、頭の悪いやつが情報をねじ曲げるんですよね。「コーヒーは人間の生活に必要ではない」
↓
「コーヒーは人間の生活に要らない」
↓
「コーヒーは人間の体に良いわけじゃない」
↓
「コーヒーは人間の体に良くない」
↓
「コーヒーは人間の体に悪い」
↓
「コーヒーを飲むと体に悪い」
↓
「コーヒーを飲んではいけない」
こういう流れになっちゃうのが、容易に想像できます。
もうね。あまりにも頭が悪くて目も当てられない。
こういう訳の分からない思考回路にならないためにも、数学の勉強って大切なんだと改めて思います。
スイスがコーヒーを備蓄しないとかどうでもいい
はっきり言って、スイスが緊急時の備蓄用品リストからコーヒーを外そうがどうだろうが、そんなことはどうでもいいです。それに便乗して頭の悪いやつが「必要ないから要らない」論を振りかざしてきたり、「コーヒーが体に悪い」的なデマや風評が広がるのがイヤだ。
わたしはコーヒー大好きなんです。
焼肉も大好きなんです。
「コーヒーと焼肉、どっちか選べ!」と言われたら、まずコーヒーを飲んで、焼肉をたらふく食べて、食後にコーヒーを飲みます。
つまり、「どっちか」じゃなくて「どっちも」。そのくらいコーヒーが好きです。
・・・どのくらいなのかよく分かりませんけど。
とにかく「必要ない」と「要らない」は違う
とにかく、「必要ない」と「要らない」は違うんです。この違いが分からない時点で、数学の勉強が足りないんです。
みんな、数学を勉強してコーヒーを飲みましょう。
なんだか、頭の悪い結び方になってしまいました。