老いを感じる
最近ね。いろんな場面で「老い」を感じるんです。
わたしは木村拓哉と同じ年齢です。横綱・貴乃花と同じ年齢です。
もうすぐ50ですよ、50。
信長の時代なら、そろそろ終活です。人間50年。
年を取りました。
目が老いた
最近、ホントに目が見えなくなりました。
薄暗いところで小さな字なんて、拷問ですよ。拷問。
生徒が質問に来て、ノートを空中でゆらゆらさせてたら、ぶん殴っちゃいたくなります。
肩が老いた
五十肩っていうんですかね。とにかく肩が痛い。
昔から体は固くて、特に肩甲骨周りなんて絶望的に固かったんです。
背中のところで手を繋ぐなんて、人間業じゃありません。
重いものを持ち上げたり、柔道をしたりするときは、痛みなんか感じないんです。
でも、お風呂で洗面器を片手で持ったら激痛。
腕を伸ばして教科書を片手で持ち上げたら激痛。
チョークを持って激痛が走ったときは、自分の体のポンコツ具合に泣きそうになりましたよ。
考え方が老いた
自分でも「考え方が古くせえなぁ」って思う時があるくらいだから、老いてるんだと思いますよ。
もともと頑固な性格なので、いろんなことに柔軟に考えるのは苦手なんですけど。
さすがにまだ「最近の若い者は・・・」とは言いませんけどね。
時の流れが早い
で、最近特に時間の流れが早く感じるんです。
息を吸って、吐いたら、なんか2週間くらい経ってる。
つい最近、2021年の正月を迎えた感じがします。あっという間に一年が過ぎてる。
だから、ブログも更新しないんだろうなぁ。
遠足の帰り道現象
年を取ると、一年が早く感じるのはわたしだけじゃないっぽい。
これって、「遠足の帰り道」と同じなんだそうですよ。
遠足って、行き道はすごく遠く感じるじゃないですか。
でも、帰り道って、行きよりもすごく短く感じる。近く感じる。
理由は、道を知ってるかどうかなんだそうです。
知らない道って、先のことが分からないから、「不安」に近い感情が生まれて、遠く、長く感じるんだそうです。
でも、行きと同じ道を帰ると、その道は知ってる道だから、あとどのくらい歩けば帰り着くのかが大体で分かる。
すると近く、短く感じるんだそうです。
確かにそうですよね。
帰り道
確かに、長く生きてると、一年のうちにこの時期にはこんなことがある。この時期にはこんなことがある、と先のことが分かるようになりますよね。
今、勤務している学校が今年で14年目。ホントに長くなりました。
毎年新しいことを始める学校ですけど、さすがに一年の流れは大きくは変わらない。
そりゃ、一年が早く感じるわけですよね。
50歳
先述のように、来年で50歳。もう人生帰り道です。
どこに帰るんだろう。分かりませんけど。
でも、遠足って帰り道も楽しいです。
きっとこれからも楽しいことがたくさんあるはずです。はい。