chromebook acer C720買いました
最近はノートパソコンよりもスマートフォンやタブレットのような端末が流行で、ちょっとした調べ物やブログ書きくらいならスマホ、タブレットで十分だという人も少なくありません。
新しいパソコンを買いました
そんな中で、どうしてもこのパソコンが欲しくなっちゃったんです。chromebook acerC720です。
どんなパソコンなのか
急に欲しくなったこのパソコン、どんなパソコンなのかというと、一言で言えば
何もできないパソコン
なんです。
WordやExcel、使えません。動画の編集、できません。ソフトのインストール、できません。
じゃ、何のためにあるパソコンなのか。
chromebook acer C720にできるただ一つのこと。それは、GoogleのブラウザChromeを動かすことだけです。それ以外のことは何もできません。
Chromeでできることなら何でも出来る
前述のとおり、chromebook acer C720はChrome以外のソフトは動きません。しかし、逆に言えば、Chromeでできることなら何でもできます。
ChromeはインターネットのWEBページを閲覧するブラウザです。つまり、chromebook acer C720はインターネットを利用するためのパソコンです。そして、ネットに繋いでブラウザ上でできることならできるのです。
確かにWordやExcelは使えませんが、ネットに繋いでGoogleドライブに接続し、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなら利用できます。さすがにWord、Excelと全く同じことはできませんが、ちょっとした作業くらいならば可能です。
また、Chromeには拡張機能というものがあり、Googleウェブストアから必要な機能を選択して追加できます。この拡張機能の中にはかなりの高性能なアプリの働きをするものがあります。
写真の加工、いわゆるフォトレタッチくらいなら、いくつも種類があり、必要に応じて選択できます。
もちろん、これらの拡張機能は、通常のパソコンにインストールされたChromeでも利用できます。
日本語キーボードじゃないのも新鮮
キーボードを見て下さい。
普段見慣れたアルファベットの下の「かな」がありません。いわゆる「USキーボード」です。日本語キーボードではありません。
でも、日本語キーボードでないことと、日本語が打てないことは別問題です。実際、私は今このキーボードでこの記事を打っています。
多くの人が日本語を入力するときに「ローマ字入力」をしていますよね。私もそうです。
「かな入力」の方は、残念ながらこのパソコンはお勧めできません。chromebook acer C720の日本正規品ならば日本語キーボードに対応しているようです。
かなの書かれていないキーボード、半月ほど使っていますが、全くストレスありません。キー配列が微妙に日本語キーボードと違うのですが、そんなに困ることもありません。
Wi-Fiが無ければただの箱
ブラウザしか使えないパソコンです。ブラウザが使えてなんぼです。ブラウザが使えない状況、つまりインターネットに接続していない状況であれば、ほぼただの箱です。そんなパソコン、使えないじゃん、という言葉が聞こえてきそうです。
でも、考えてみてください。ネットに繋がない状態だったら、普通のパソコンもほとんど役立たずになっちゃってませんか。ネット無しで、WordやExcel、Photoshop、iTunesをスタンドアローンで使っているだけ、って人、何人いるんでしょう。
今や、普通のパソコンも、ネットが無ければその機能の大半を失うんです。だったら、条件は一緒ですね。
外で使えない?そんなことありません。
ネットが無ければただの箱。家から出たら使えない。そうではありません。
街に出れば、ネットの環境はかなり変わりました。セブンイレブンに行けば、セブンスポットというネットの接続サービスが有ります。登録しておけば、無料でインターネットに接続できます。
セブンイレブンの駐車場で、chromebook acer C720を起動し、Facebookをチェックすることが出来ました。Youtubeで動画を見ることが出来ました。バッチリです。
スターバックスの店内でも、無料でインターネットに接続できます。スマホやタブレットでWi-Fi接続しているひとが多いようですが、chromebook acer C720でもバッチリ接続出来ました。
どうしても接続の環境が無ければ、スマートフォンのテザリング機能でネットに接続できます。さすがにこれはほとんどやりませんが。
一台目のパソコンとしては不向き
しかし、結局はブラウザしか使えないパソコンであることは間違いない事実です。基本的に印刷もできません。chromebook acer C720だけでは、通常のパソコンの代わりにはなりません。母艦あってのサブマシン、といった感じです。
私は部屋にデスクトップPCがあります。実際に腰を据えてやる仕事はそちらでやります。しかし、chromebook acer C720が来てからは、ブログ書きはリビングでできるようになりました。
メールのチェックもリビングでできるようになりました。結果、部屋のPCをほとんど起動しなくなりました。
機能が少ない分、消費電力も少ないようで、バッテリーもよく持ちます。寝る前に充電しておけば、朝から晩まで充電の必要はほとんどありません。内蔵ストレージはSSD16GB。少々電源が入ったまま持ち歩いても大丈夫です。
大型のタブレットを持ち歩く感覚でchromebook acer C720を持ち歩いています。タブレットに比べると、やはり文字入力のスピードが段違い。起動もタブレット並みに速く、もうスマホやタブレットで調べ物をしようとは思いません。
使う人を選ぶパソコン
chromebook acer C720はプログラミングや動画編集、高度な作業をするパソコンではありません。耳かきで道路工事をするようなものです。
しかし、ネット閲覧、ブログ書き、そんな用途であれば、すごく便利なツールです。私は本当に買ってよかったと思っています。
このサイトの構築、波多江柔道スポーツ少年団のブログのデザインの変更くらいなら、chromebook acer C720でもできました。実際にやりました。そんなにストレスも感じませんでした。
私はもうタブレットを買うことはないと思います。chromebook acer C720、すごく使えるツールです。手放せません。