社会人であれば、スケジュール管理やタスク管理、仕事の覚え書きなど、みなさん手帳を活用されていることと思います。
私の手帳は100均のノート
私も毎年、いろいろと手帳を変えては試してきました。初めは丁寧に、細かく、几帳面に書いていくのですが、いかんせん飽きっぽい正確で、なかなか1年を通じて使い倒した手帳に出会うことができませんでした。
そんな私が、今使っている手帳は、100均ショップで3冊100円とか4冊100円とかで売っているA6サイズの小さなノートです。
この方法を初めてもう3年になります。一つの手帳がこんなに続いたのは初めてです。全てはこの本との出会いがきっかけでした。
「情報は1冊のノートにまとめなさい」です。私が100円ノートで情報管理をする5つの理由について、まとめてみます。
情報が散乱しない
市販の手帳だと、月の予定はマンスリーカレンダーに、週の出来事はウィークリーのページに、その日のことはデイリーにと、いろんなところに書く場所があります。
きちんと使い分けて書いている人はいいのでしょうが、根っから雑な性格の私は、何をどこに書いたのかわからなくなってしまうんです。情報が散乱してしまうんですね。
その点、100円ノートは自分で日付を書いて、そのページに自分で好きなことを書くだけです。基本的に若いページから時系列で情報が並んでいるので、これはマンスリー、これはデイリーといった、情報の行ったり来たりはありません。これは私にとって非常に魅力的なポイントです。
所詮100円だから
ものを大切に扱うのは大事なことです。しかし、1冊何千円から何万円もするノートと、3冊100円のノートでは、使うときの気の持ちようが違うのはある意味当然でしょう。
少しくらい雑に書いたところで、何もビビらなくていい。少々間違っても、ぐしゃぐしゃとペンで訂正したところで何も気にならない。途中のページが少し破れたりしても、どうってことありません。
気軽に使える、思い切って使える、というのは、すごい魅力です。
カバーで気分が変わる
私はこの100円ノートに、ブックカバーや手帳カバーをつけて使っています。
初めはワゴンセールで買った合成皮革の手帳用のカバーをつけていました。
それに飽きると、無印良品の薄い革のブックカバーを使いました。金額は300円位でした。
その次は、文具店で通常の市販の手帳を購入し、中身を捨てて外側のカバーだけを100円ノートに着せました。チャック式の赤いカバーで、ノート以外にもちょっとしたものが収納できるので便利でした。
今年からは、また書店で購入した市販の手帳のカバーを100円ノートに着せています。
手帳の中身は100円ノートなのですが、カバーを変えることで気分を変えることができます。
ぶ厚くなるのが快感
連絡のプリントをもらうと、私はすぐに100円ノートに貼ります。
名刺をもらうと、スマホのカメラで撮影したあと、すぐに100円ノートに貼ります。
何か必要な情報を紙で手に入れたとき、すぐに100円ノートにのりで貼ります。ですから、使いはじめのときに比べると、使い終わったときの厚さは3倍以上に膨れ上がります。
ノートがぶ厚くなると、すごく快感なんです。これは、100円ノートをやってみると実感できます。
月に1回のペースでリフレッシュ
私の使っている100円ノートが、1冊ほぼ40ページです。私は1日にだいたい見開きの2ページを使用します。ですから、1冊大体20日分です。
仕事に出かけるのは1ヶ月にほぼ20日ですので、この100円ノート、1ヶ月で1冊を使い切る計算になります。
通常の市販の手帳であれば、新しい手帳に変わるのは1年に1回です。手帳が新しく変わったときの新鮮な感覚はみなさんおわかりかと思います。その新鮮な感覚が、月に1回味わえます。
また、手帳が代替わりするとき、古い手帳に書いてあることで、引き続き重要なことについては新しい手帳に書き写す事になります。このとき、自分が今何をやっているのかを改めて整理することができます。手帳の代替わりの時間は、自分の中の情報を整理する大切な時間になっています。
とにかく便利
100円ノートを手帳に使うようになって、とにかくよく手帳に書くようになりました。弱点はスケジュール管理なのですが、これに関しては、私はスマートフォンとパソコンでGoogleカレンダーを使っています。
雑に使って、頻繁にリフレッシュ。すごく便利ですので、一度お試しあれ。