食事日記をつけることは確実に効果がありますよ
ライフハッカーにこんな記事を見つけました。
確実に体重を減らしたいなら「食事日記」をつけてみよう
http://www.lifehacker.jp/2015/09/150914tracking_your_food.html
体重を減らすために、自分の食べたものを記録していくことが効果的であるという記事です。
日記だけで痩せられるの?
食べたものを記録していくだけで、本当に痩せられるのでしょうか。
答えは「イエス」です。自信を持ってイエスです。だって、やったことあるもん。
少し前に流行った「レコーディングダイエット」ですね。
レコーディングダイエット
レコーディングダイエットには、間違いなく効果があります。
やることは簡単。「口に入れたものを記録する」というマイ・ルールを守り続けるということです。
何を食べてもいいんです。とにかく記録するんです。
1週間もすると、かなり詳しい「食べた物リスト」が出来上がります。それを見て、愕然とするんです。
自分はこんなに無駄にモノを食べていたんだ、と。
そこから意識改革が始まります。「無駄に食べるのをやめよう」と。
口に入れれば、必ず書くんです。次第に書きたくなくなるんです。でも、嘘はダメ。
書きたくないから、今は食べなくてもいいや。そんな思考回路になるんです。
本当にお腹が空いているのなら、書いて食べればいい。書きたくないから食べない。
記録がどんどん少なくなるんです。それが快感になるんです。
この好循環で、確実に摂取カロリーは減っていきます。つまり、痩せるんです。
残念ながら続きません
残念ながら、レコーディングダイエットは続きません。わたしは3回失敗しました。理由は2つ。
面倒くさい
記録が面倒なんです。何事もそうですが、モチベーションが高いときは何をしても続くんです。
モチベーションが下がってきたとき、面倒なことってやめちゃいますよね。記録のための紙や筆記具を持ち歩く煩わしさ。これは大きなハードルです。
1回目の失敗は、面倒だと思っていたある日、持ち歩いていたメモ用紙をポケットに入れたまま洗濯してしまったことで、やめる言い訳ができてしまったんです。
2回目の失敗は、やはり面倒になってきたある日、飲み会にメモを持っていくのを忘れてしまい、それで心が折れました。
3回目はメモを書くのではなく、スマホで全て写真を撮る記録法を採用しました。これも、面倒になってきた頃に、外で食事をするときにたまたまスマホの充電が切れてしまったんです。これで心が折れました。
動機がマイナス
もう一つの理由は、食べないと決断する動機がマイナスの方向から来ていることです。
書きたくないから食べない。完全にマイナスですよ。「○○が嫌だから、こうする」という動機づけは、絶対に長続きしません。
動機づけはプラスの方向じゃなきゃ。「この後、こんなに良いことがあるから、こうする」というプラスの動機づけであれば、いくらでも長続きするんですよね。
食事日記は痩せられます。けど。
食事日記は痩せられます。間違いなく。けど、長続きしません。
記録して、自分が無駄に食べていることに気づいて、そこからのアクションを「記録」以外になにか変えなければ、日記だけでは続きません。
どうぞやってみてください。その効果は実感できると思いますよ。でも、大事なのはその後です。