森和俊氏、坂口志文氏がノーベル賞有力候補に!京都大学やっぱすげえ。
森和俊氏、坂口志文氏が、ノーベル医学生理学賞の有力候補にリストアップされました。
京都大学すげえ
森和俊氏
- 1977年 京都大学工学部合成化学科入学
- 1978年 京都大学薬学部製薬化学科へ転学部
- 1981年 京都大学薬学部製薬化学科卒業
- 1983年 京都大学大学院薬学研究科修士課程修了
- 1985年 京都大学大学院薬学研究科博士課程中途退学
- 1985年 岐阜薬科大学助手
- 1987年 薬学博士(京都大学)
- 1989年 米国テキサス大学博士研究員
- 1993年 HSP研究所主任研究員
- 1999年 京都大学大学院生命科学研究科助教授
- 2003年 京都大学大学院理学研究科教授(生物科学専攻、生物物理学教室)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E5%92%8C%E4%BF%8A
1976年、京都大学医学部医学科卒業、医師免許取得。1977年大学院を中退し、愛知県がんセンター研究所実験病理部門研究生となる。1983年医学博士(京都大学)。論文の題は「胸腺摘出によるマウス自己免疫性卵巣炎の細胞免疫学的研究 (Study on cellular events in postthymectomy autoimmune oophoritis in mice)」。1983年ジョンズ・ホプキンス大学客員研究員、1987年スタンフォード大学客員研究員などを経て、1995年東京都老人総合研究所免疫病理部門部門長。1999年京都大学再生医科学研究所生体機能調節学分野教授。2007年同大学再生医科学研究所・所長。2010年から現職。2012年米国科学アカデミー外国人会員。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E5%8F%A3%E5%BF%97%E6%96%87
森氏は現在京都大学大学院の教授、坂口氏は現在大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授と、現在の所属は違いますが、お二人とも出身は京都大学。やっぱり京都大学はすげえ。
京都大学
自然科学系(物理学賞、化学賞、医学生理学賞)の日本人ノーベル賞受賞者を、学部卒業時点での大学別に集計すると、
- 京都大学 6人
- 東京大学 4人
- 名古屋大学 3人
- 東京工業大学 1人
東北大学 1人
北海道大学 1人
神戸大学 1人
徳島大学 1人
長崎大学 1人
京都大学がずば抜けてます。何なんでしょう、この強さ。
ちなみに、人文系を入れると東京大学が3人増えてトップになります。
ノーベル賞の賞金
ノーベル賞の賞金は、1000万スゥエーデンクローナ。日本円で約1億円です。
団体の受賞の場合の賞金の配分は、受賞者が2人のときは折半です。受賞者が3人のときは、「1人ずつが単独の研究による受賞」「3人の共同研究による受賞」であれば3分の1ずつ分けられ、「1人が単独、2人が共同研究による受賞」であれば単独受賞の人が2分の1、共同受賞の2人が残りの2分の1を半分ずつ得る形になります。
今回お二人が受賞することになったら、5000万円ずつの賞金ですね。
賞金ではなく夢
ノーベル賞を受賞する研究者は、その研究に一生をかけています。その対価として、5千万円は決して高い金額とはいえないですよね。むしろ安い。
ノーベル賞って、賞金の額ではないですよね。受賞する当人たちもそうですが、わたしたち同じ日本国民としても嬉しく、誇らしいものです。夢ですよね。
森氏、坂口氏の受賞を心から祈っております。