わたしはスマートフォンを卒業してガラケーに「進化」しました。ただ、世の中にはガラケーからスマホに「退化」したり、スマホからスマホへ「滞留」する方が多いようです。
スマートフォンの快適なのりかえサイクル
ライフハッカーで、スマートフォンの快適なのりかえサイクルについての記事を見つけました。
http://www.lifehacker.jp/2015/09/150925smartphone_buycycle.html
記事では、日本での買い替えサイクルは2年だと言っています。
いまの日本のモバイル市場を考えると、買い替えサイクルは2年がベストでしょう。スペックの陳腐化やバッテリーの劣化も理由のひとつですが、それ以上にキャリアの各種キャンペーンが2年というサイクルに最適化されているためです。
いわゆる「2年縛り」の文化ですね。スマートフォンの本体価格を割り引いたり、肩代わりする代わりに、2年間の継続を契約させるシステムです。
一体誰がこんな悪知恵を思いつくんでしょうね。
2年縛りの罠
- 端末の代金を割り引く代わりに、2年間は解約できない。解約すると違約金。
- 2年経ったら、解約しなければ自動的にあと2年継続。この2年間も解約すると違約金。
- 端末の月賦が終わるのは、2年縛りの更新月とは少しズレてる。
つまり、端末の代金をすべて肩代わりしてもらった時には、次の2年契約が始まっちゃってます。解約すると違約金です。
かと言って、2年契約の更新月に解約すると、端末の代金がまだ残ってて、それを一括払い。どちらにしてもお金がかかるんです。
いつ乗り換えるのか
では、いつ乗り換えるのがいいのか。答えは簡単です。
「乗り換えたい時」ですね。
乗り換えたい時というのは、必ずその理由があるはずなんです。
わたしも、「電話機が電話機の役割を果たしていない」という明確な理由がありました。
乗り換えたい理由があって、その状況を「我慢する」ほどのお金がかかるのであれば、我慢するべきでしょう。
同じスマホを4年間使い続けてる人はあまりいないでしょうから、お金は払わなきゃならないんです。その金額を払ってでも乗り換える理由があるのならば、今すぐ乗り換えるべきです。
我慢してキャリアにお金を払い続ける意味はありません。多くの場合、乗り換えると月々に支払う金額は安くなるはずです。
私も払って安くなりました
私は、嫁の分と合わせて月に2万をdocomoに支払っていました。
2年縛りが切れるのが9月末。月賦が終わるのが8月末。
9月になってから解約すれば、端末代は全て終わりでした。でも、9月になった途端に9月分の料金がかかります。
2年縛りの解約金が1台につき約1万円。2台で2万円です。
端末代の残額が1台につき約3千円。2台で6千円です。
8月の終わりに解約すれば、docomoに支払う金額は2台で2万6千円です。
しかし、9月になれば、端末の代金の6千円は消えますが、9月の使用料が上乗せされますので、解約金と合わせると4万円になります。
10月まで待つという選択肢はわたしにはありませんでしたので、8月に解約しました。解約違約金と端末の代金を両方払うという、効率の悪いタイミングだったように思えますが、結局9月まで粘るよりは安くなってます。
結果、auからのキャッシュバックで、この2万6千円は完全にカバーできました。
そして通信にかかる費用が半額以下になったんです。
乗り換えの快適なサイクル
乗り換えの快適なサイクルが2年だというのは否定しませんが、その2年にこだわって「我慢」をするのはおかしな話です。なんでキャリアの都合で我慢してお金払い続けなきゃならないの。
それなら、違約金なりなんなりスパっと払って、快適な生活を送りましょうよ。
その際、いろんなキャンペーンの情報にアンテナを高く張ることが大事ですね。調べれば、いくらでもお得な情報が転がっていますよ。