光は299792458分の1秒で1m進むそうです
光の速さは秒速約30万kmだと言われてますが、厳密には違うようです。
光の速さ
https://hiro365.tarohiro.com/2015/03/16/make_timemachine/
アインシュタインは相対性理論の中で光速一定を仮定しました。
光の速さは1秒間に約30万kmの距離を進みます。
この30万kmが、厳密には違うんだそうです。
1mとは
フランスで、1792年から1798年にかけて計測、測定が行われ、子午線(世界地図の縦線)1周の長さが正確に測られました。
1799年に、その長さの4千万分の1の長さを1mと定めたそうです。白金で作られたメートル原器を製作し、フランス中央国立文書館に保存しました。
しかし、地球そのものが真球や楕円球の形をしていなかったため、基準とするのに疑問視がされるようになりました。そのため、1869年に1mの定義が「地球1周の4千万分の1」という約束から「メートル原器の長さ」へと変更されました。
その後、メートルの定義は幾度かの変更を経て、何よりも正確な「光速」を基準とすることに定められました。
そのときに定められたのが「光が299792458分の1秒に進む距離」という定義です。
長さが先にあった
「なぜ299792458なんて中途半端な数字なのか」ではないんですね。
まず先に1mという長さがあって、その長さを光が進むのにかかる時間を、有効数字9桁という高精度で測定できるようになった現在の科学を賞賛するべきでしょう。
これから先、もっと正確な距離、速さ、時間が測れる様になれば、1mの定義がまた変わるかもしれません。
ただ、1mの定義が変わったところで、わたしの身長が5mになるわけではないので、一般人のレベルでは全く問題はないですね。
覚えなくてもいい数字
「299792458」は、覚えなくてもいい数字ですよね。この数字を覚えていたところで、キャベツ1個買う役にも立ちません。
ただ、この記事を書く間に、覚えちゃいました。
「憎くなく、二人寄ればいつもハッピー」です。
29979(にくくなく)2(ふたり)4(よれば)5(いつも)8(ハッピー)
です。
さあ、覚えましたか?すごいですね!でも、だから?