宝くじが当たりやすい売り場ってどんな仕組み?年末ジャンボ宝くじの季節です
年末ジャンボ宝くじの季節ですね。
ジャンボ宝くじ
年末ジャンボ宝くじの季節になりました。今年は1等、前後賞合わせて10億円です。とんでもない額ですね。
宝くじ
宝くじとは、開封くじ、スクラッチ、数字選択式の3種類があります。
開封くじというのが、ジャンボ宝くじのような普通の宝くじ。
スクラッチは分かりますよね。削るやつです。
数字選択式は、ロト6とかナンバーズのような、自分で数字を選ぶ方式のものです。
ジャンボ宝くじ
開封くじの中でも、当選金額の大きいジャンボ宝くじは、国民に夢を与えてくれますね。
ジャンボ宝くじは
- ドリームジャンボ宝くじ
- サマージャンボ宝くじ
- 年末ジャンボ宝くじ
- グリーンジャンボ宝くじ
- オータムジャンボ宝くじ
の5種類があります。
しかし、グリーンジャンボ宝くじとオータムジャンボ宝くじは他の3つとは性質が異なるようで、正式なジャンボ宝くじはドリーム、サマー、年末の3つだけだそうです。
宝くじのしくみ
番号は100000から199999までの10万通が1組。
組は01から100までの100組があり、10万×100=1000万枚が1ユニットと呼ばれます。
宝くじは販売できる枚数を増やすために、このユニットを増加させて、枚数を稼ぎます。
2015年の年末ジャンボ
2015年の年末ジャンボ宝くじは、01組から200組の200組2000万枚を1ユニットとするそうです。
27ユニットの発売を予定しているとのことで、10億円が27本出る計算になります。
当たる売り場
当たりがよく出る売り場がよく話題になります。
当選番号は初めから分かっている訳ではないので、当然当たりくじが特定の売り場に流れるはずがありません。
では、どうして「当たる売り場」が存在するのでしょう。
よく売れるから
理屈は簡単です。「よく売れるから」です。
1ユニットが2000万枚。単純な話、1つの売り場で2000万枚売れば、必ず1等が含まれるんです。
一人あたりの平均購入枚数が30枚ほどだそうです。70万人も買えば、1ユニットを売り切ることができます。
つまり、70万人の購入客を見込める売り場であれば、1ユニットをまるまる仕入れて、全部売っちゃうことで必ず当たりが出るんです。
日本一の売上を誇る西銀座チャンスセンターなど、軽くこのくらい売っちゃうみたいですね。だから毎年1等が出る。そういうことなんです。
全部買えば必ず当たる
ということは、年末ジャンボ宝くじを1ユニット全部買えば、必ず10億円が当たるんです。
すごいでしょ!完璧な「当て方」です。
ただ、必勝法ではないんですよ。だって、負けますから。
賞金総額は1ユニットあたり2,999,900,000円。
一方、1ユニットを全部購入したら300×2000万=6,000,000,000円。
なんと、倍額じゃないっすか。大赤字っすよ。
まあ、二十何時間テレビか何か知りませんが、50億円使って2億円稼いで喜んでいいんだったら、これでもいいんでしょう。たぶん。