大河ドラマ・花燃ゆの第1回をやっと見た
録画しておいた今年のNHKの大河ドラマ・花燃ゆの第1回をやっと見ました。
主役は吉田松陰の妹
舞台は幕末。吉田松陰、松下村塾を題材とした話です。
私は今まで大河ドラマをまともに見たことがありませんでしたが、この舞台設定だけで今年は全部見ようと心に決めました。一年分の録画予約も済ませました。
主役は吉田松陰ではなく、その妹の杉文。
「人と人を巡りあわせる不思議な力を持つ」というこの妹が主人公です。
しびれる場面が連続で
教育に携わるものとして、吉田寅次郎(後の吉田松陰)の発する言葉に、鳥肌の連続です。
なぜ人は学ぶのか。寅次郎のセリフです。
学ぶのは知識を得るためでも職を得るためでも出世のためでもない
人にものを教えるためでも尊敬されるためでもない
己のためじゃ
己を磨くために人は学ぶんじゃ
それに続けて、小田村伊之助が言います。
人は何故学ぶのか
与えられた役割を果たすためではない
かりそめの安泰に満足し
身の程をわきまえ
無知で世間知らずで
何の役にも立たぬ己のまま生きるなど御免です
何故学ぶのか
この世の中のために己がすべき事を知るために学ぶのです
私はこの長州を、日本国を守りたい
己を磨きこの国の役に立ちたい
そのために学びたい
まだまだ学びたい
まさに、「学は人たる所以を学ぶ也」です。
これから先の展開がすごく楽しみです。なかなか腰を据えて見る時間もありませんが、録画してでも今年は全部見ようと張り切っています。