時間割を黒板にペタペタ貼るプレートを作ってみた
4月になると、学校の先生っていろいろと準備をするんですよ。
時間割
わたしは高校の教員をしています。
4月は学年が変わる月です。この時期って、新しい学年、新しいクラスのために、いろいろと準備をするんです。
新しいクラスになると、時間割も変わるんですよね。高校って毎日のように時間割変更があるんです。
だから、毎日終礼のときには次の日の時間割を黒板に書いて、みんなにお知らせする係が各クラスに居るんです。
そんな係のために、チョークで黒板に書くのではなく、マグネットでペタペタ貼ることのできる科目の書かれたプレートがあると便利ですよね。
わたしは毎年作っているんです。今日は、そのプレートを作りました。
材料
材料は100均で全て揃います。今回はダイソーです。
- 「カラーボード」という発泡スチロール製のボード
- 光沢シール用紙
- マグネットシート
以上、300円+税です。
光沢シール用紙は、フリーカット、つまり切れ目の入っていないものを選びましょう。
マグネットシートは、方眼の目盛りが入っているものがいいのですが、今回は売っていませんでした。シールで貼れるタイプのものを選びましょう。
科目名の印刷
まずは光沢シール用紙に科目名を印刷します。
名刺を印刷するソフトを使います。A4一枚10枚の名刺を印刷する設定でいきましょう。市販のソフトでも、フリーでも、なんでも構いません。
わたしはずっと前から、ジャストシステムのラベルマイティというソフトを使っています。
名刺の大きさいっぱいに、科目名を配置し、印刷します。
このとき、名刺の外枠の線を印刷するのがポイントです。
こんな感じで印刷していきます。
カラーボードに貼り付ける
印刷した科目名シールを、A4サイズのまま、カラーボードに貼り付けます。
少しくらい曲がっても気にしない。ただ、空気が入ったりしわになったりするのは避けましょう。
カッターで切る
カラーボードに貼り終えたら、名刺の外枠の線に沿って、カッターで切ります。
力を入れて切ると、どうしても曲がってしまいます。焦らずに、軽く切っていくのがポイントです。
軽い力で同じ所を3回くらい切れば、「パチン」と音を立てて切り離れてくれます。
マグネットの準備
ボードを切り終えたら、マグネットを準備しましょう。
このマグネットシートは縦30cm、横10cmです。これを、1cm×5cmの「スルメ」状に切っていきます。
ハサミで簡単に切ることができます。
このとき方眼の目盛りが入っていると、すごく切りやすいんです。
スルメです。
プレートの裏にマグネットを貼る
マグネットを切り終えたら、科目のプレートの裏に貼ります。
写真のように、両端にスルメを1枚ずつ貼るとちょうどいい。
これを黒板に貼ることで、次の日の時間割を毎日伝えることができます。
できあがり
こんな感じです。どうでしょうか。
学校だけでなく、同じような感じで冷蔵庫にペタペタ貼れるプレートを作ったりできますよね。
かなり簡単に作れるんですが、出来上がりはそんなに安っぽくないんです。
ぜひ試してみてください。