子どもが筋トレしちゃダメな理由をメタボ親父のクセに考えてみた

幼い子どもに筋トレをさせちゃダメだ、っていう説、あるじゃないですか。身長が伸びなくなるとか、ケガの原因になるとか。

なんとなく「なるほど」って思って、子どもの筋トレをタブー視してたんですけど、ホントにダメな理由ってあるんだろうか?って考えるようになったんです。

子どもが筋トレをしちゃダメな理由、本当に理にかなっているのか、考えてみました。

筋トレをすると身長が伸びなくなるのか

muscle

筋トレをすると、当たり前ですが筋肉がつきます。筋肉は脂肪よりも固くて重い。

だから、筋肉がつくと、骨が伸びようとするのを押さえつけて、骨が伸びなくなる。だから身長が伸びなくなる。だから、子どもに筋トレをさせちゃダメなんだ、と、こういう理屈なんだそうです。

もうね。あきれてモノが言えない。びっくりですよ。こんな訳の分からない理由で子どもに筋トレさせちゃいけないなんて言ってたんですね。

人間の骨の成長を筋肉の力で押さえつけるだなんて、どれだけガチガチの筋肉を付けさせなきゃならないと思ってんでしょうか。

しかも、骨や筋肉が成長するのって、基本的に寝ているときです。寝てるときに骨が伸びるのを止めるほどに力を入れて筋肉を硬直させている子どもがいるはずないじゃん。

安心してください。筋トレをしても身長は伸びなくなりません。

筋トレを行うことで成長ホルモンと呼ばれるホルモンの一種の分泌が盛んになります。成長ホルモンですから、人間の体を大きくさせてくれる効果を持つホルモンです。もちろん、身長に対しても効果を発揮します。

ですから、子どもがやるような常識的な筋トレを行うことは、身長の伸びを邪魔するどころか、むしろ成長ホルモンの働きを活性化させ、助けてくれるのです。

これじゃ、子どもが筋トレをしちゃダメな理由にはなりませんな。

故障のもとになるのか

骨や関節に負担をかけ、故障の原因になるから、子どもに筋トレをさせちゃダメだ、という説です。

これは程度の問題ですよね。大人だって、腕立て伏せが1回、やっとできるくらいの体力の人に、300kgのベンチプレスを上げさせれば、それは故障の原因になるでしょう。階段を10段上がったら膝が笑うくらいの体力の人に、5万回のスクワットをさせたら、それは故障の原因になりますよ。

子どもですから、大人と同じ体力がある訳じゃありません。そのあたりをきちんと理解してメニューを作ってあげれば、故障は防ぐことができるはず。

大人だって、無理をすれば故障するんです。子どもだから、ということではないはずです。これも、子どもに筋トレをさせちゃダメな理由になってませんな。

避けたいトレーニングは

大人と違い、子どもが体力的に弱い、そして成長の途中であることは間違いありません。

その時期に避けたいトレーニングってあると思うんです。筋トレで筋肉を鍛えて、骨がダメージを受けちゃいけません。

昔の「ウサギ跳び」のように、膝を極端に深く曲げるトレーニングは避けるべきですね。骨端軟骨という成長に深く関わる部分が、強い衝撃を繰り返し受けることで潰れてしまい、十分に成長できなくなることがあります。

重いモノを持ってジャンプ動作を伴うトレーニングも、同じ理由で避けたいメニューです。

長時間の縄跳び、瞬間的に強い負荷のかかるメニューなどは避けた方がいいでしょう。

結論!子どもに筋トレさせても大丈夫!

子どもに筋トレさせちゃダメな理由、無いです。させていいですよ。

しかし、やはり程度の問題です。子どもの体力、成長段階を考え、適切なメニューを考えてあげることが大人の役割だと思うんです。

それと、せっかく筋トレをさせ、キツい思いをさせるのであれば、バッチリ効果が出るように準備してあげるのも大人の役割ですよね。

プロテインは肝臓に負担がかかるという説もあります。こちらは結構、信憑性があるようです。

BCAAであれば、肝臓を通らないとのことで、プロテインのような負担もありません。

BCAAとは必須アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンのことで、これを摂ることで筋肉が分解してエネルギーになるのを防いだり、疲労を軽減させたり、タンパク質を筋肉に合成する作用を増大させたりします。

結構いいお値段するんですけど、お得なのを見つけちゃいました。速攻で注文しました。

スポーツをするお子さんをお持ちのお父さん、お母さん。子どもに筋トレさせちゃダメな理由なんて、ありませんよ。しっかり鍛えて、強くしましょうね。

あ、嫌がっているのを無理矢理にさせるのは、ほどほどにしましょうね。

雑感

Posted by Hirota