大河ドラマ・花燃ゆの第4回を見た
花燃ゆの第4回を見ました。タイトルは「生きてつかあさい」。
第4回 生きてつかあさい
後の吉田松陰である寅次郎が、いわゆる黒船来航のペリーの船に乗り込むくだりのお話です。
黒船に乗り込もうとした理由
寅次郎は、黒船の来航に諸外国の脅威を感じ、日本の危機を感じます。そこで、ペリーの船に乗り込み、米国に渡って勉強をしたいから連れて行ってくれ、と頼み込みます。
吉田松陰が黒船に乗り込んだ理由は諸説ありますが、無難な説を選んでいると思います。私は、松蔭はペリーを刺しに行ったのだと信じています。
失敗、そして自首
日米間の条約で、寅次郎たちはアメリカに連れて行ってもらえません。渡米計画は失敗し、船から降ろされます。
その後、寅次郎たちは幕府に自首し、自分たちがアメリカに渡ろうとしたことを素直に認めます。
通常ならば死罪のところを、幕府は蟄居(自宅の一室に謹慎する刑罰)という処分を下します。それを受けて、長州藩は寅次郎を野山獄という牢獄に収監します。
百合之介の責任
父である杉百合之助は、責任を感じ、切腹を決意します。そのことに気づいた文は、なんとか父を思いとどまらせようと、願い出ます。梅太郎と文が土下座をして百合之介を説得する場面は、本当に心を打つものがあり、原田泰造と井上真央の迫真の演技に拍手です。
今回のタイトル「生きてつかあさい」は、この場面にちなんだタイトルでしょう。
野山獄に収監されて
野山獄に収監されたところでこの回は終わりです。次回以降、この野山獄で松下村塾の第一歩が踏み出されるはずですどのような場面が展開されるか、とても楽しみです。