愛を伝える数式|数学奇人たちの生態
数式で愛を語る
数学奇人たちは、数学が大好きです。数式が大好きです。
だからといって、人間が嫌いなわけではありません。
数学奇人も人を愛し、結婚し、子を授かります。
フェルマーが恋人に向けた手紙の中に
となる自然数の組 (x, y, z, n)の組(ただし n は3以上)は存在しないことの証明を思いついたが、ここに書くには狭すぎる
と書いたのは有名な話です。
愛の数式
「愛の数式」を見つけました。
です。
これのどこが愛の数式なのか、と訪ねると、「グラフをかけ」というんです。
微分して、増減表を書いて、グラフを書こうとしました。
1分で飽きました。だって、やってられないんだもん。
GRAPES
世の中には便利なソフトがあります。「GRAPES」です。数学の先生の間では超☆有名なソフトですね。
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~tomodak/grapes/
このソフト、数式を入力すると、その式の表すグラフを書いてくれるんです。
高校生なんかには渡せませんよ。彼らは自分で計算してグラフを書いてなんぼ、ですから。
実際に書かせてみた
実際にグラフを書かせてみたら、こうなりました。
・・・すごいですよね。誰でしょう、こんな数式を思いつくのって。
この式の素晴らしいのは、ハートマークが書けるのはもとより、式がとてもシンプルで美しいこと。
だからなんだ、って?いえ、それだけですけど、何か?